佐藤駿「集中して落ち着いて」首位発進 フリーで4回転ルッツ再挑戦 東日本選手権

[ 2020年11月6日 21:50 ]

東日本選手権第1日 ( 2020年11月6日    山梨・小瀬スポーツ公園アイスアリーナ )

フィギュアスケート東日本選手権・男子SPで演技をする佐藤駿(代表撮影)
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 男子のショートプログラム(SP)が行われ、19年ジュニアグランプリファイナル王者の佐藤駿(16=フジ・コーポレーション)が81・84点で首位発進した。

 「パイレーツ・オブ・カリビアン」を演じ、冒頭の4回転―3回転の連続トーループでは出来栄え評価GOEで2・66点の加点を引き出した。大技4回転ルッツでは転倒したが、後半の3回転半でもGOEで2・24点の加点。「とても集中して落ち着いてできていた」と振り返った。

 10月の関東選手権では曲かけ練習を多くこなしてきた。「最初はかなりこの曲でできるか不安だった。不安もなく、伸び伸びというか自分に合った曲になれるように練習している」と前向きに語る。フリーに向けては「関東選手権でダメだったところを直して4回転ルッツを降りれるように頑張りたい」と意気込んだ。

 シードの羽生結弦(25=ANA)、鍵山を除いた上位9人が12月の全日本選手権(長野)の出場権を獲得する。7日にフリーが行われる。

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2020年11月6日のニュース