柔道男子73キロ級五輪代表・大野将平、9カ月ぶりの実戦へ「今までの経験が生きる」

[ 2020年11月6日 05:30 ]

強化合宿で汗を流す大野(代表撮影)
Photo By 共同

 柔道男子日本代表の井上康生監督が5日、強化合宿中の奈良・天理大でオンライン取材に応じ、6日に東京五輪代表が参加する練習試合を行うことを明かした。井上監督は「目的は現状を知ること。減量もしない。五輪へ準備するためにやる」と話した。

 新型コロナの影響で、全選手が9カ月以上実戦から離れている。天理大生を相手に1人当たり3試合程度組む計画で、「体力、技術を確認させたい」とした。

 73キロ級五輪代表の大野将平(旭化成)は「緊張感、取り組む姿勢、見られている感の変化はある」と充実した表情。大野自身も実戦から9カ月離れているが「1年間(試合を)空けることもしてきた。今までの経験が生きる」と意に介さなかった。

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2020年11月6日のニュース