山下美夢有 2差3位発進!同じ“新世紀世代”笹生止める「追いつけるよう頑張らないと」

[ 2020年9月5日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ゴルフ5レディース第1日 ( 2020年9月4日    岐阜県 GOLF5カントリーみずなみC(6571ヤード、パー72) )

ゴルフ5レディス第1日、9番で2打目を打つ山下美夢有。首位に2差の3位と好スタート
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 01年度生まれのもう一人の“新世紀世代”山下美夢有(みゆう、19=フリー)が6バーディー、1ボギーの67をマークし、首位に2打差の5アンダー、3位とプロツアー過去最高のスタートを切った。3試合連続優勝を目指す同じ“新世紀世代”笹生(さそう)優花(19=ICTSI)は首位に6打差の1アンダー、39位と出遅れ。プロ9年目の葭葉ルミ(27=富士住建)が7アンダーで単独首位に立った。

 注目度の低い“裏街道”からその快進撃は始まった。1メートル50。出場選手中、最も小柄な山下が小気味よいショットでバーディーを量産していく。

 「ショートゲームを結構、練習してきたんで、それがこの試合で出たんだと思います」

 スタート直後の10番で花道から50ヤードの第3打を1・5メートルに寄せると、続く11番では残り176ヤードの第2打を5Uで2メートルに運んで連続バーディーを奪った。時折、激しく降る雨に加えて、雷雲接近による2時間16分の競技中断を挟む過酷な条件の下、3試合連続優勝へもがくライバル・笹生を尻目に、競技再開後の後半アウトでも5番からの3連続を含む4バーディー。今季ここまで3試合全て予選落ちというどん底から一転、夢のツアー初優勝が狙える好位置で初日を終えた。

 日本女子プロゴルフ協会のプロテスト制度変更により、昨秋誕生した現役女子高生プロが笹生、西郷、そして山下の3人。笹生が今季3戦して2勝、西郷も開幕から2試合連続で最終日最終組で優勝争いを演じるなど“新世紀世代”が大きな脚光を浴びる中、山下だけが3試合連続予選落ちと一人蚊帳の外にいた。

 しかし、そんな状況下でも焦りはなかった。「逆に私も追いつけるよう頑張らないと、という気持ちになりました」と奮起し、ショートゲームと肉体強化に取り組んだ。白米を吐きそうになるほど胃袋に詰め込み、水を注いだ15キロのポリタンクをダンベル代わりに筋力トレーニング。わずか2カ月で4キロの体重増に成功した。さらに1日200回の全力素振りによりスイングスピードが上がり、飛距離は20ヤードアップ。過去3戦とは違う自分で岐阜入りした。

 「攻めるところは攻めて、あとは楽しくできたら」。表舞台の主役へ、勝負の残り2日間となる。

 ◆山下 美夢有(やました・みゆう)2001年(平13)8月2日生まれ、大阪府寝屋川市出身の19歳。父の影響で5歳からゴルフを始め、大阪桐蔭高に進学。在学中に受験した昨年のプロテストは6位で合格。QTでも13位に入り、今季の出場権を獲得した。得意クラブはUTとパター。1メートル50、52キロ。

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