パラ陸上女子走り幅跳び 中西麻耶が自らの日本記録大幅更新でV

[ 2020年9月5日 21:44 ]

日本パラ陸上選手権第1日 ( 2020年9月5日    埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 )

日本パラ陸上選手権第1日 女子走り幅跳び(義足・機能障害T64) 競技を終え笑顔で手を振る中西麻耶。自身の日本記録を更新する5メートル70をマークし、優勝した
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 女子走り幅跳びで東京パラリンピック内定の中西麻耶(35=阪急交通社)が4年ぶりに自らの持つ日本記録を19センチ更新する5メートル70で優勝した。

 まるで羽が生えているかのようだった。助走からスピードに乗った中西は、踏み切り位置から軽やかに飛び立ち、自らの持つ日本記録を大幅に塗り替える跳躍を見せた。練習から調子が良かったというが「本当は80センチ以上跳びたかったから、まだ課題は残る」と快挙を達成してもなお、冷静だった。

 昨年の世界選手権(ドバイ)を制し、世界女王として臨むはずだった東京パラは新型コロナの影響で1年延期。多くの選手が基礎の見直しや課題の克服に当てている中で、あえて今夏にピークを合わせる調整を選んだ。練習場所が制限された状況下での記録更新について中西は「コロナだからとか関係なく、練習の質が落ちなかったことが大きい」と要因を語った。

 故郷の大分で一緒に暮らす高齢の家族を守るため、新型コロナ感染拡大前にコーチの住む大阪に拠点を移した。自粛期間中は競技場が使えない分、やりたいトレーニングができる公園や河川敷を探して練習を重ねた。走力も向上し、踏み切りが合えば目標とする6メートルも見えてくる。「東京パラに向けた志は変わらずにやってこれた。これで世界の選手と戦えると思う」。来夏での金メダル獲得を目指し、さらなる成長を目指す。

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