デンソーが投打かみ合い開幕星 先発の原奈々が粘って打線は一発攻勢

[ 2020年9月5日 17:03 ]

日本女子ソフトボールリーグ1部後半開幕節第1日   デンソー8―2シオノギ製薬 ( 2020年9月5日    神奈川県大和市・大和スタジアム )

<シオノギ・デンソー>力投するデンソー先発の原(撮影・河野 光希)
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 デンソーは投打がかみ合い、開幕白星発進をした。先発の原奈々投手(24)は4回を投げて6安打を浴びながら、2失点で粘りの投球。味方の一発攻勢で2点のリードを得て迎えた4回は、四球を契機に1死一、二塁のピンチを招いたが、シオノギ製薬の8、9番を飛球で打ち取った。

 コロナ禍で「実戦的な練習ができず、打者への感覚を取り戻すのに時間がかかった」とこれまでの活動を振り返りつつ「学生の大会がなくなっている中で、自分たちは公式戦をさせてもらっている。その感謝であったり、自分たちが何かを与えないといけないということを意識していた。2年前の開幕投手と比べると、周りを見られるようになったと思う」と成長を口にした。毎回走者を出す展開だったが、リードを守ったまま2番手のフーバーにバトンタッチした。

 打線は主将の川畑瞳内野手(24)が初回にソロ、3回に2ランを放った。チームに合流して1週間という指名選手、メーガン・グッド(24=米国)は2回の初打席でソロを放ち、「とてもいい気持ちで打席を迎えられ、すごく楽しく打席に立てたことが本塁打につながった」とご満悦。7回には2点二塁打を放って8―2とし、勝利を決定付けた。

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