JOC山下会長、東京五輪への影響「分からない」安倍首相辞意で

[ 2020年8月28日 16:22 ]

JOCの山下泰裕会長
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 28日に安倍晋三首相が辞任する意向を固めたことを受け、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は「事実だとすれば残念」と話した。

 新型コロナウイルスの影響で今夏に開催されるはずだった東京五輪は、来夏に1年延期に。安倍首相は招致の段階から積極的に活動してきた。開催都市が決定した13年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会ではプレゼンも行った。山下会長は「東京に決まった(総会での)演説はIOCの委員に響いた。東京五輪・パラリンピックを開催するという意気込みを感じていました。だから、その意志を受け継いで、何としても安全、安心な形の中で開催に向けて全力を尽くしていく、その責務を果たしていきたい」とした。

 一方で五輪への影響を問われると「それは分からない」とした上で、「国家的なプロジェクトなので基本的な方針は変わらないんじゃないかと思うけど、分かりません」と話すにとどめた。

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