【女子ソフト連載・監督に聞く(5)】SGホールディングス・小林良美監督

[ 2020年8月28日 12:00 ]

SGホールディングス・小林良美監督(C)公益財団法人日本ソフトボール協会
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 《破壊力あふれる打撃で決勝Tの壁を破壊》

 ―昨季(10勝12敗の8位)を振り返って。
「前半戦は打撃の調子が良かったが、後半戦は調子が落ち、得点力が不足していた」

 ―今年のスローガンは『覇快』
「去年のスローガンは『破壊力』だった。攻撃的でずば抜けて打力がすごいという勝ち方をしたく、またいつも破れなかった4強の壁を壊すという意味だったが、まったくできなかった。引き続きそういうソフトボールをしたい。字を変えて、覇は優勝を目指し、快はスピードと、見ている人に喜んでもらえるようにという意味合いがある」

 ―オフに取り組んできたことは。
「とにかくしっかり振る。距離を伸ばす。スイングを速くする。変化球の対応もやってきた。また、昨季サインがうまく決まらないことがあったのでオフは試合形式の練習を多く取り入れ、選手たち自身で考えさせた」

 ―新型コロナウイルスによる自粛期間をどう過ごしたか。
「緊急事態宣言中の1週間ぐらいは自主トレの時期があった。その後は半日、土日休みなど時間を制限して全体練習をしていた。試合では広がって円陣を組んだり、コロナの対策をしないといけないが、影響は特にないと思う」

 ―注目する野手は。 
「柳瀬、山科の活躍はもう当たり前。中堅の中村、中島に期待している」

 ―注目する投手は。
「加藤にはできるだけ多く勝ってほしい。キレ、打たせて取る配球をよく勉強していて成長している。最後の勝負所の制球が課題で、被本塁打を減らせるようにしてほしい」

 ―新戦力で注目は。
「丹羽は長い回は難しいかもしれないがワンポイントならいけると思う。桃原は3拍子揃っていて試合に出られる可能性がある。山本はスピードがあって守備範囲が広い。守って走れる選手として期待している」

 ―後半戦のみとなった今季の具体的な戦い方は。
「これまでは対戦チームに最低でも1勝1敗というつもりでやっていたのが全チームに1勝しないと上にはいけない。一戦必勝で全部の試合に勝ちにいかなければならない。昨季は盗塁も少なかった。打力は急に上がらない。機動力を使ったり、細かいプレーなどで得点力を上げたい。簡単にアウトにならないプレーをしていきたい」

 ―順位を含めた抱負は。
「リーグ戦は2位以上を目指し、決勝トーナメントで優勝を目指したい。守備とバッテリーで失点を少なくして、取られた以上の点数を取り返せる精神力を養う練習をしてきた。派手な試合はできないと思うが、しぶとく点を取りにいく戦い方で1点差などの接戦をものにできるようにしたい」

 ―最後にファンへのメッセージを。
「ファンの皆さんは待ってくれていたと思う。大変な時期の中、皆さんにスピードやパワーをお見せして、心がすっきりするような試合で元気になってもらえたらと思って戦います」

 ※SGホールディングス・山科真里奈選手へのインタビュー動画は、弊社YouTube公式チャンネル「スポニチチャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCCDmd01WsuFBF8n3yMjHQ1A)において8月28日正午頃、公開予定です。

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