競歩・荒井広宙 五輪切符残り1枠獲得へ「高速化に合ったスピード練習を」

[ 2020年8月28日 17:56 ]

オンラインで取材に応じる荒井

 リオデジャネイロ五輪陸上男子50キロ競歩銅メダルの荒井広宙(32=富士通)が28日、オンラインで取材に応じた。

 50キロ競歩は鈴木雄介(富士通)、川野将虎(東洋大)の2人が内定済み。今年4月に予定されていた全日本輪島大会(石川)が新型コロナウイルスの影響で中止となり、残り1枠の選考は来年の同大会に持ち越しとなった。今年に照準を合わせていた荒井は「意外と落ち込んだりとか気落ちしたりはなかったですね」と振り返り、「モチベーションに左右されるのは良くないので淡々とこなしていくのが僕のスタイル。もう一度身体をつくり直せることはプラスだし、やるべきことを積み重ねていくことが大事」と強調した。

 新型コロナの終息が見通せず、来夏の五輪開催はいまだ不透明な状況が続いている。荒井も今夏に長野県の実家に帰省した際、家族の「もしかしたらやれないかもしれないね」という言葉に「これがある意味で一般の人の意見なのかな」と実感。それでも「不安はあるけど、僕個人は(五輪は)あると思って準備を進めています」と気持ちが切れることはない。

 丸尾知司(愛知製鋼)や野田明宏(自衛隊)らと競う残り1枠へ、強化ポイントとしては「50キロ競歩の高速化に合ったスピード練習を取り入れて継続していくこと」を挙げる。昨秋の世界選手権では20キロと50キロでダブル金メダルを獲得するなど、飛躍を続ける日本の競歩界。リオ五輪で荒井が達成した快挙から「あっという間」に4年が過ぎた。ライバルの存在に悔しさも感じつつ「世界と戦える先輩、後輩に刺激をもらって一層力をつけたいと思った」と決意を新たにした。

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