“異次元”笹生 300ヤード!?飛びすぎイーグル 難コースも強風も攻略「女ウッズ」2位発進

[ 2020年8月28日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ニトリ・レディース第1日 ( 2020年8月27日    北海道 小樽CC=6695ヤード、パー72 )

9番、ティーショットを放つ笹生(撮影・沢田 明徳)
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 今季第2戦のNEC軽井沢72で初優勝した笹生優花(19=ICTSI)が1イーグル、4バーディー、1ボギーの67で回り、首位と2打差2位の好スタートを切った。コロナ禍でプレー機会が減った選手支援のため、賞金総額が2億円に倍増された今大会。史上3人目となる10代での2大会連続優勝で、当初の「お値段以上」優勝賞金3600万円を目指す。65をマークした大城さつき(30=フリー)が単独首位に立った。

 プロとして国内デビューから史上初の3戦連続首位発進!とはいかなくても、2打差2位は好発進には違いない。「女ウッズ」こと19歳のルーキー笹生が、三たび優勝争いに名乗りを上げた。「こんないいスコアが出るとは思っていなかったので満足ですね。コースが難しくて気をつけてプレーしなきゃいけなかったので、それができて良かったです」

 選手たちが口々に「ツアーで一番難しい」と話す屈指の難コースを、平均260ヤード超の飛距離で攻略した。出色だったのは525ヤードの13番パー5。左のセミラフながら、1Wで残り225ヤード地点まで運んだ。ティー位置による誤差はあるが、男子のツアープロでも飛ばし屋の部類に入る約300ヤードを飛ばしたことになる。5Wでピンそば80センチに寄せて、イーグルを奪った。

 後半は海に近いコースならではの風が出たが、英国やオーストラリアなど風の強いコースでのプレー経験のある19歳は「風が回ったりしていなかったので分かりやすかった」とサラリ。バックナインでも5番からの3連続を含む4バーディーと伸ばした。

 異次元のゴルフを展開しても、プロ1年目のルーキー。前夜は北海道名物のジンギスカンに人生初挑戦し「普通に“肉”でした(笑い)。羊ってこんな味するんだなって。毎日は…いいかな」と無邪気に笑った。10代での2大会連続優勝となれば、88年のツアー制度施行後では05年の宮里藍、17年の畑岡奈紗に続く史上3人目の快挙となる。アマチュア時代に出場した17年大会の予選落ちは「ほぼほぼ忘れちゃった」と気負いはない19歳は、Vへ視界良好だ。

 【笹生の国内ツアー過去2大会VTR】
 ☆アース・モンダミン・カップ(6月25~28日) 今季国内ツアー初戦は、笹生の国内プロデビュー戦。ボギーなしの6バーディー66をマークして首位タイで発進した。第2、3日は10位に後退も、最終日に68とスコアを伸ばして通算9アンダーの5位。「順位は満足ですけど、ゴルフはまだまだ」
 ☆NEC軽井沢72(8月14~16日) ボギーなしの7バーディー65をマークし、2位に2打差の単独首位でスタートした。第2日は3位と順位を落としたが、最終日に大会タイ記録の63と伸ばして通算16アンダーで初優勝。「凄くうれしい。でも、まだ優勝したっていう感じはないです」

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