五輪聖火リレー「過度な密集」で実施形態の変更も、定義づけ難しく…

[ 2020年3月17日 18:54 ]

組織委員会の武藤事務総長(左端)の会見に集まった報道陣。この状態は「過度な密集ではない」との見解(撮影・中出健太郎)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は17日に都内で会見し、五輪の国内聖火リレーを予定どおり行うと表明した上で、最初にリレーを開催する3県の福島(26~28日)、栃木(29~30日)、群馬(31日~4月1日)における新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を発表した。

 26日に福島・Jヴィレッジで行われるグランドスタートや、リレー各日の出発式や到着式などのセレモニーへは一般客の入場を中止。セレモニーも内容を縮小して開催する。また、ギリシャ国内の聖火リレーが中止となった原因である沿道への群衆の殺到対策については、「体調が悪い方は観覧を遠慮いただく」ほか、「応援される際には密集状態を避ける配慮をお願いする」方針を打ち出した。

 武藤事務総長によると、現地実行委員会が沿道の状態を「過度な密集」と判断した場合は、聖火ランナーの走行区間入れ替えや、走行を途中で打ち切って次の走者に早めに引き継いだり、車など別の手段で聖火を運ぶ実施形態の変更があるという。ただし、「過度な密集」については定義は設けられないとし、会見に報道陣が集結した状態=写真=について問われると、「過度な密集ではない」と言い切った。また、密集状態を避ける配慮を要望しながらも、地元住民に協力を求めるのに「観覧自粛」という言葉を使わなかった理由を問われると、「自粛ではないとは申し上げていない」とあいまいな表現にとどめた。

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