【玉ノ井親方 視点】碧山、突き押し相撲貫けば…何かが起きる可能性も

[ 2020年3月17日 07:00 ]

大相撲春場所9日目 ( 2020年3月16日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所9日目>千代大龍(右)を押し出しで破った碧山(撮影・坂田 高浩)
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 碧山が馬力のある千代大龍を圧倒し、1敗を守った。立ち合いは相手のかち上げを体当たりで押し上げ、喉輪で押して勝負を決めた。持ち味は1メートル91、193キロの巨体を生かした突き押し相撲。ただ、組まれて横に揺さぶられると、途端にもろさが出るタイプ。膝のケガなどで好不調の波はあるものの、今場所は体調もいいようだ。腕がよく伸び、手数も多い。体が動いているので、相手をしっかり見て取れている。無観客の雰囲気も稽古場のような感じで、力を出しやすいのかもしれない。だんだん波に乗ってきている印象だ。

 トップの白鵬とは1差。現状の横綱の状態を見ると、先場所の徳勝龍のような劇的な展開の再現は難しいかもしれないが、このまま自分の相撲を取り切っていけば何かが起きる可能性もある。来場所の番付もあるので、気を抜かずに集中して一日一番を取ってもらいたい。(元大関・栃東)

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