白鵬、金星配給で今場所初黒星 10連勝ならず 1敗は碧山と2人 朝乃山勝ち越し

[ 2020年3月17日 18:02 ]

<大相撲春場所10日目>阿武咲に押し出しで敗れた白鵬 (撮影・後藤 大輝)
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 新型コロナウイルスの感染拡大で史上初の無観客開催となった大相撲春場所は17日、大阪・エディオンアリーナ大阪で10日目が行われた。44回目の優勝を目指す横綱・白鵬が阿武咲に金星を配給し、今場所初黒星。10連勝とはならなかった。

 横綱・鶴竜は、圧倒的な相撲で竜電を退け、結びの一番を勝利で締めた。

 38年ぶりの1人大関・貴景勝は、関脇・正代と対戦。連敗を阻止することができず、はたき込みで敗れ、5敗目を喫した。正代は星を五分に戻し5勝5敗。

 大関獲りを狙う関脇・朝乃山は、立ち合いで中に入られたが、最後は炎鵬を押し出して、2敗をキープ、勝ち越しを決めた。

 1敗は白鵬、碧山、2敗は鶴竜、朝乃山、御嶽海、隆の勝の4人。

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