豪栄道、引退決定 年寄「武隈」を襲名 1大関は38年ぶり

[ 2020年1月28日 12:03 ]

豪栄道
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 日本相撲協会は28日、大関・豪栄道(33境川部屋)の現役引退と年寄「武隈」の襲名を発表した。今後は境川部屋付きの武隈親方として後進を指導する。カド番の初場所で負け越し、関脇転落が決まっていた。大関のまま引退するのは2011年名古屋場所の魁皇以来。

 埼玉栄高で高校横綱に輝き、05年初場所で初土俵を踏んだ。右四つ、寄りを得意とし、07年秋場所で新入幕を果たした。14年秋場所で新大関。唯一の優勝は16年秋場所で、史上初のカド番での全勝優勝だった。大関在位は史上10位の33場所。三賞は殊勲賞5回、敢闘賞3回、技能賞3回。通算成績は696勝493敗66休。

 春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)で大関は貴景勝だけとなり、1大関は1982年初場所の琴風以来で38年ぶりとなる。

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