“熱狂的虎党”徳勝龍、初V一夜明け仰天プラン「逆」始球式やりたい!自ら「逆」オファー

[ 2020年1月28日 05:30 ]

優勝から一夜明け、幕尻Vポーズを決める徳勝龍(撮影・西川祐介)
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 持ってる男が仰天プランを温めていた。大相撲初場所で00年春場所の貴闘力以来、20年ぶりの幕尻優勝を果たした西前頭17枚目・徳勝龍(33=木瀬部屋)が27日、東京都墨田区の所属部屋で一夜明け会見に臨んだ。大ファンであるプロ野球阪神の試合での「逆始球式」登場を熱望。実現すれば、神がかり的な初優勝のパワーが、15年ぶりのリーグVを目指すタテジマ軍団に乗り移るかもしれない。

 15日間の激闘を終え、祝福の嵐のまっただ中にいる徳勝龍はやや疲れが見えた。「何か夢のよう、今も自分じゃないようでフワフワしてます。(前夜は)興奮してあまり眠れなかった」。それでも子供のように目を輝かせる瞬間があった。一躍、時の人となり今後は各方面から出演オファーが殺到すると予想される。この話題に「野球とかないですかね」と自ら切り出した。

 「始球式というよりプロの球を受けたいですね。ピッチャーの球をバシッと受けたい。“逆始球式”ですね」

 奈良県で過ごした少年時代は相撲、柔道と並行して軟式野球にも励んだ。小6で既に体重100キロの立派な体格を持ち、4番でキャッチャー。漫画「ドカベン」の山田太郎をほうふつさせるスタイルだった。ホームラン性の当たりでも二塁ストップを命じられるほど「走るのはきつかった」と笑う。それでも捕手は「いろいろ考えてリードするのが楽しかった」と大好きなポジション。用具にこだわり、関取昇進後にオーダーメイドでキャッチャーミットを製作。巡業中に、当時現役の稀勢の里(現荒磯親方)とキャッチボールを楽しむ姿も見られた。

 「逆始球式」の舞台には、もちろん甲子園球場を希望する。少年時代から阪神ファン。当時は父の青木順次さん(73)がファンクラブ会員で観戦に訪れたという。「亀山選手が好きでした。ヘッドスライディングとかメッチャ格好良かった。背番号00もインパクトがあった」。初場所千秋楽の26日には、奈良市内でパブリックビューイングが実施。地元の熱狂に感謝しつつも、ニュースなどで模様を確認して気になったのは父の隣に座っていた人物のこと。「なんでヤクルトのユニホームを着てるんですかね」。かなり“阪神愛”が強いのは確かだ。

 自身は初場所後半に逆転の突き落とし5連発など神がかり的に連勝を伸ばした。大好きな阪神が快進撃すれば無上の喜びとなる。
 奈良県出身98年ぶりの優勝から一夜明けても「実感が全然ない」と心境を語った。「逆始球式」が実現されれば最高の形で喜びをかみしめられそうだ。

 ○…徳勝龍は期待する選手にドラフト2位・井上を挙げた。昨夏の選手権大会から注目しており「凄い体をしている。スケールがデカいし、ぜひ出てきてほしい」と阪神入団で、さらに熱いまなざしを向ける。憧れる選手は糸井だ。近大の5学年先輩のため面識はないものの、「面白いですよね、発言とか」とプレーのみならず、プロらしい情報発信力もリスペクトしている。さらに「近本選手は1番でいけますよね」と“阪神愛”の強さを示した。

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