ジャンプ男子個人第16戦 陵侑は7位「いい方向に持ってこられた」

[ 2020年1月28日 05:30 ]

ノルディックスキー W杯ジャンプ男子 ( 2020年1月26日    ポーランド・ザコパネ )

 26日に個人第16戦(ヒルサイズ=HS140メートル)が行われ、昨季の個人総合王者、小林陵侑(土屋ホーム)は136メートル、134メートルの277・6点で7位だった。地元ポーランドのカミル・ストッフが137・5メートル、140メートルの295・7点をマークし今季2勝目、通算35勝目を挙げた。雪印メグミルク勢の伊東大貴は20位、佐藤慧一は21位、佐藤幸椰は22位。2回目に進めなかった小林潤志郎は46位だった。

 《2月札幌W杯で日本男子最多Vを》開幕から2カ月あまりの遠征を締めくくる試合は、華々しい結果とはならなかった。ただ不調の時期を最小限にとどめられた手応えもある。小林陵は「悪いときは悪いときで、流れをすぱっと切れた。いい方向に持ってこられた」とうなずく。2月1、2日に札幌で行われるW杯で、日本男子最多記録を持つ葛西紀明(土屋ホーム)の目の前で17勝に並ぶ可能性もある。23歳のジャンパーは「そうですね。そっちの方がストーリーとしては面白い。勝ちたい」と、ちゃめっ気たっぷりに笑った。

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2020年1月28日のニュース