松田瑞生、1億円への道は「金」への道 大阪国際V一夜明け、五輪へ青写真

[ 2020年1月28日 05:30 ]

笑顔で会見する松田瑞
Photo By 共同

 大阪国際女子マラソンで日本歴代6位の2時間21分47秒で優勝し、東京五輪代表へ大前進した松田瑞生(24=ダイハツ)が27日、レースから一夜明けて大阪市内で会見をした。8月8日の五輪本番までに、今回同様の高速ラップでハーフマラソンを走る計画が浮上。褒賞金1億円がかかる日本記録2時間19分12秒の更新のための体づくりが、五輪のメダルへつながる。

 疲労困ぱいでも持ち味のユーモア精神は忘れていない。寝不足&筋肉痛の松田が目をらんらんとさせながら、8日8日号砲の東京五輪の青写真を描いた。

 「(母明美さんに)みーちゃん、荷物をどけてメダルを置く場所を空けたから、と言われたんで、優勝を目指して頑張りたい」

 3月の名古屋ウィメンズで今回の記録を破られなければ、五輪代表に決まる。日本歴代6位の2時間21分47秒でライバルに重圧をかけただけでなく、2時間21分台を出したことで、ご褒美もあった。

 この日、日本実業団陸上競技連合から奨励金1000万円が贈られた。「周りからお金を大切にと言われています。あと、金に寄ってくる男には気をつけろと」と言って笑わせた。日本記録2時間19分12秒を破れば、同連合からは褒賞金1億円が贈られる。ダイハツの山中美和子監督(41)は、将来的に狙わせる考えを持つ。1カ月半程度の休養をはさみ、4月か5月のハーフマラソン出場を予定。そこで、今回のように序盤から高速ペースを刻ませる計画で、同監督は「序盤から押していけるだけの余裕度をつくりたい。五輪に出ることになっても、余裕度が大事になる」と話した。

 記録より勝負の色合いが強い五輪でも、日本記録を狙う力さえあれば戦える。本人も今回の5キロ16分30秒のペースを「楽に感じたことが一番の収穫。今後、日本記録を目指す上でこの感覚を覚えておけば」と手応えを口にする。1億円を狙うことは、金メダルへの近道になる。

 ▽女子マラソン東京五輪への道 昨年のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で1位の前田穂南と2位の鈴木亜由子が既に代表に内定。もう1枠はMGCファイナルチャレンジの最終戦となる名古屋ウィメンズ(3月8日)で松田が大阪国際で出した2時間21分47秒を上回る選手が出た場合、その中の最上位選手が内定。出なければ松田が代表に内定する。

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