クリッパーズのレナードとジョージが初めて合体 ウィザーズは東地区全体11位に浮上

[ 2019年11月21日 16:44 ]

初めて一緒にコートに立ったクリッパーズのレナード(右)とジョージ(AP)
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 NBAは20日に各地で11試合を行い、東西両地区の優勝候補がロサンゼルスで激突した一戦は、地元のクリッパーズが延長の末に107―104(前半40―42、延長10―7)でセルティクスを振り切って10勝5敗。左膝の故障から4試合ぶりに復帰したカワイ・レナード(28)がともにオフに移籍してきたポール・ジョージ(29)と初めて“合体”した試合で3連勝を飾った。

 レナードは17得点、ジョージは25得点をマーク。しかしこの日のヒーローは年俸総額が2人で6600万ドル(約72億円)に達した大物コンビではなく、むしろ脇役の2人。ベンチから出た年俸800万ドル(約8億7000万円)のルー・ウィリアムスは27得点を稼ぎ、一時10点を追っていた第4Qには残り31・7秒に勝ち越しの3点シュートを成功。残り13・1秒、セルティクスのジェイソン・テータム(21)に同点の3点シュートを決められて試合は延長にもつれこんが、今度はガードのパトリック・ベバリー(31)が104―102で迎えた残り43・4秒、この日4本目の3点シュートを沈めて勝負を決定づけた。

 べバリーの3点シュートの成功率は今季18・9%と低迷していたがセルティクス戦では7本中4本を成功。185センチと小柄なサイズにもかかわらず両軍最多の16リバウンド(うちオフェンス4本)を記録し、7アシストと3スティール、2ブロックショットもマークするなど、攻守両面で奮闘した。

 セルティクスは11勝3敗。東地区全体首位の座は守ったが、10連勝のあとの3試合は1勝2敗となった。2位バックスとは同率でゲーム差はなし。3位ヒートとは0・5差、4位ラプターズとは1差、5位76ersとは2差で、東地区では上位チームによる争いが激しくなってきた。

 ニックスが76ersに負けたために、スパーズに競り勝ったウィザーズが東地区全体の最下位を脱出。この日いずれも黒星を喫したピストンズ、キャバリアーズ、ホークスも抜いて11位にまで浮上した。

 ロケッツは敵地デンバーでナゲッツに敗れて連勝は8でストップ。ドレイモンド・グリーン(29)が右足かかとの故障で鮮烈を離れたウォリアーズは敵地ダラスでマーベリクスに94―142(前半38―74)で大敗した。48点差の敗戦は、1973年4月21日のプレーオフ(対レイカーズ)で56点差で敗れて以来の一方的なスコア。グリーンの離脱でユニフォームを着た選手は8人しかおらず、ベンチには3人しかいなかった。

 なお2017年シーズンに新人王に輝いた76ersの大型ガード、ベン・シモンズ(23=208センチ)はニックス戦の第1Q3分40秒に右のコーナーから3点シュートを成功。レギュラーシーズン通算172試合目、そして通算18本目のトライで初めて大の苦手にしていた“長距離砲”をさく裂させ、2万人の地元ファンだけでなく見守っていたチームメートまでも歓喜させた。

 <20日の結果>

*ウィザーズ(4勝8敗)138―132スパーズ(5勝10敗)
*76ers(9勝5敗)109―104ニックス(4勝11敗)
*ラプターズ(10勝4敗)113―97マジック(6勝8敗)
バックス(11勝3敗)135―127*ホークス(4勝10敗)
*ヒート(10勝3敗)124―100キャバリアーズ(4勝10敗)
*ネッツ(6勝8敗)101―91ホーネッツ(6勝9敗)
*マーベリクス(9勝5敗)142―94ウォリアーズ(3勝13敗)
*ブルズ(5勝10敗)109―89ピストンズ(4勝10敗)
ジャズ(9勝5敗)103―95*ティンバーウルブス(8勝7敗)
*ナゲッツ(10勝3敗)105―95ロケッツ(11勝4敗)
*クリッパーズ(10勝5敗)107―104(延長)セルティクス(11勝3敗)

 *はホームチーム

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