稲垣 地元新潟に凱旋! 後輩から「笑顔見たい」の要望に即答「無理です」

[ 2019年11月21日 05:30 ]

新潟工の現役ラグビー部と記念写真に納まる稲垣
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 新潟市出身でラグビーW杯日本大会で8強入りした日本代表のPR稲垣啓太(29=パナソニック)が20日、新潟市に凱旋した。新潟県スポーツ賞、新潟市スポーツ大賞特別賞などの表彰を受けるとともに、ラグビー選手としての原点でもある新潟工高など母校を訪問。集まった市民や子供たちから祝福の声が飛び交い、市内は“稲垣フィーバー”に沸いた。

 稲垣は午前中から慌ただしく動いた。秋葉区内の小中学校を訪れ「日本大会というプレッシャーもあったが本当に応援が力になった」と声援に対する感謝の気持ちを示した。

 午後にはラグビーを始めた新潟工を訪問。「戻るたびに大切なことを思い出させてくれる、大切な場所」と表現する母校の後輩に2つ提言を残した。

 1つ目は日本代表のスローガン「ONE TEAM」。稲垣は「4年間かけてつくりあげた文化みたいなもの」と説明。「一番大事にしてきたのは人を思いやること。組織のため、誰かのためになら何でもできるという意識が僕ら一人一人に芽生えていた。人のために何かできるというのは素晴らしい」。組織やチームの中でどう振る舞うべきかを示した。

 そして部活動の全国大会や受験など、冬から春にかけて“本番”を迎える多くの生徒に向けて「いかに実戦で力を発揮するか」についても言及。「僕は練習中、常に試合を意識している。本番での恐怖心やプレッシャーをはねのけるのは日々の練習や準備」と準備の大切さを訴えた。

 生徒からの質問にも答え「笑いたいと思ったことはありますか」という質問には、お決まりの「笑ったことないです」。「笑顔が見てみたい」との問いかけにも「無理です」と即答して笑いを誘った。

 来月1日からパナソニックの合宿が始まる。「今日という日は人生で忘れることはない。これからのラグビー人生の励みにしたい」。最後まで笑顔はなかったが、凱旋で得た喜びは大きいように見えた。

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