佐伯三貴 一線を退く意向「万全の体調で試合に臨む事が難しく」復帰には意欲

[ 2019年11月18日 15:00 ]

女子ゴルフの佐伯三貴
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 女子ゴルフの佐伯三貴(35=大和ハウス工業)が18日、大王製紙エリエールレディース(21~24日)を最後にツアーから退くことを所属のオフィス・ゲンキを通じて発表した。女子ゴルフでは、伊藤園レディースを最後にツアーから引退した大江香織(29)、この日、今季限りでの引退を発表した一ノ瀬優希(31=ミロク情報サービス)に続く発表で、現役に区切りをつける選手が相次いでいる。佐伯は引退ではなく、復帰への意思を見せている。

 2007年にプロ転向。ツアー登録後112日目にあたる4戦目、07年4月22日のフジサンケイレディスで当時、史上最速の初優勝を飾った。同年全英リコーオープンに出場し、日本選手史上最高タイの7位に入った。翌年に開催された第4回ワールドカップ女子ゴルフ大会では、日本代表として諸見里しのぶとともに参戦し、3位に入賞した。

 佐伯のコメント全文は以下の通り。

 いつも佐伯三貴を応援いただきまして、ありがとうございます。

 この度、私・佐伯三貴は、次戦のエリエールレディースオープンを持ちまして、LPGAツアープレーヤーとしての活動に区切りをつけ、一線を退くことを決意致しました。

 これまで応援して頂いたファンの皆様、また、これまで私をサポートして頂いた大和ハウス工業株式会社様、キャロウェイゴルフ株式会社様、そして、これまで支えて頂きましたすべての関係者の方々に、深く感謝を申し上げます。

 2007年のデビューから13年の長きに渡り ツアーでプレーを続けてこられたことは、私の誇りです。しかしながら、二度の怪我と手術を経験し、近年では万全の体調で試合に臨む事が難しくなり、今回の決断に至りました。

 今後は微力ではございますが、ゴルフ界の発展のためのお手伝いが出来たらと思っております。まずは、私はルーツである東北福祉大学ゴルフ部の後輩の育成に携わっていくと共に、自分のペースでまた皆様にお目にかかれるよう精進致しますので、これからも引き続き応援して頂けると幸いです。

 楽しいツアーでの13年間でした。本当にありがとうございました。

感謝

2019年11月18日 プロゴルファー 佐伯三貴

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