羽生結弦 再出発の35分 12日公式練習ドキュメント

[ 2019年9月13日 07:04 ]

フィギュアスケート・オータム・クラシック第1日 ( 2019年9月12日    カナダ・オークビル )

<オータムクラシック・第1日>笑顔で練習する羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(24=ANA)が、12日の今季初戦に向けてシックスティーン・マイル・スポーツ・コンプレックスで調整した。実戦のリンクに立つのは、3月の世界選手権以来約半年ぶりとなった。

【羽生結弦 12日公式練習ドキュメント※現地時間】

▽12:40 ジャパンのジャージー姿で会場入り。左手で頭をかきながら受付を探す。笑顔でIDカードを受け取り、その後、ブリアン・コーチが遅れて到着。

▽12:50 通路脇でジャンプのイメージトレーニング。集中モードに切り替わる。

▽13:58 公式練習2分前。いつものように、プーさんのティッシュカバーはオーサー・コーチに抱えられている。

▽13:59 ジャパンの白ジャージーを来て、羽生が会場入り。大歓声がわき起こる。

▽14:00 公式練習開始。左足からリンクに入り、両手で氷を触る。小刻みの動きでステップ、スピンを確認。

▽14:02 1発目のジャンプは3回転ループ。しっかり決め、オーサー・コーチと話す。

▽14:03 4回転トーループに成功し、4回転サルコーも決めた。ジャパンのジャージーを脱ぎ、黒の練習ウエアに。オーサー・コーチに上着を渡し、ドリンクを口に含んだ。

▽14:04 4回転ループを降り、オーサー、ブリアン両コーチと話し込む。

▽14:06 曲かけ練習のアナウンス。フリー「Origin」が流れ、会場は再び大歓声に包まれた。冒頭のループが1回転に。

▽14:07 4回転サルコーを決めた後、通し練習を中断。ループの踏み切り位置を見つめる。

▽14:08 ルッツが2回転に。首をかしげたが、4回転トーループで立て直す。4回転トーループ―オイラー―3回転サルコーを跳ぶ。

▽14:10 トリプルアクセル―2回転トーループ、イナバウアーを決めた後に指を数えながら確認作業。右手を腰に当て、うなずく。フィニッシュポーズで拍手に応える。

▽14:11 曲かけ後は両手を腰に当て、ループの踏み切り位置を確認。オーサー、ウィルソン両コーチと話し、ブリアン・コーチともコミュニケーションを取る。

▽14:13 手袋を取り、指を差しながらイメージ確認。再び手袋を装着。

▽14:14 トリプルアクセルを跳ぶ。左手で右足エッジの氷を取り除く。プーさんのティッシュカバー越しのブリアン・コーチと話す。

▽14:15 練習拠点が同じチャ・ジュンファン(韓国)のジャンプをリンク脇で確認。リンク中央へ。

▽14:16 4回転―3回転の連続トーループに挑戦。後半のジャンプの着地で滑り、両手を上げたままコミカルな動きで倒れ込む。会場から笑いが漏れ、羽生も苦笑いを浮かべる。

▽14:17 振り付けを確認しながら、イメージを膨らませる。その後、4回転サルコーに成功。

▽14:19 4回転トーループ―オイラー―3回転フリップ。少しよろけて着氷。コーチ陣の助言を求めてリンク脇へ。

▽14:20 4回転ループに手を突きながら降りる。オーサー・コーチの指導を受ける。

▽14:21 ブリアン・コーチと談笑。その横でオーサー、ウィルソン両コーチはチャ・ジュンファンにアドバイスを送る。

▽14:22 3回転ルッツを跳び、左手を腰に当てながら静かに滑り込む。

▽14:24 ルッツの踏み切り動作を確認し、4回転ルッツをこらえて着氷する。

▽14:25チャ・ジュンファンの曲かけ練習。ブリアン・コーチと会話する。

▽14:26 4回転ルッツに両手を突きながら降りる。考え込みながらリンク脇へ。両手を組み、コーチ陣とチャ・ジュンファンの演技を見つめている。

▽14:27 リンク脇にしゃがみ込み、再び滑走を開始する。

▽14:28 ダブルアクセルを2度跳び、ブリアン・コーチに話しかける。同コーチによると、クワッドアクセルを跳ぼうとしていた。

▽14:30 オーサー・コーチからジャパンのジャージーを渡される。上着を着込みながらウィルソン・コーチと話す。

▽14:31 ウィルソン・コーチの指導が始まる。身を乗り出しながら両手で熱心な指導。同コーチは細かなステップ動作を繰り返す羽生を見つめている。

▽14:32 SP「秋によせて」とみられるステップシークエンスを確認。動作に気づいたファンから歓声が上がる。

▽14:33 ウィルソン・コーチの指導は続く。羽生はコミカルな演技を見せる。

▽14:34 ゆっくり滑り、呼吸を落ち着かせる。

▽14:35 4方向に深々とお辞儀をする。ブリアン→オーサー→ウィルソンの順にコーチ陣と抱擁する。オーサー・コーチはプーさんのティッシュケースを抱え、会場を去った。

▽14:36 チャ・ジュンファンに先にリンクを降りるよう笑顔で促し、左足からリンクを降りた。両手を氷に当て、本番リンクを後にした。

▽14:57 SPの滑走順抽選を終え、取材を受ける。

▽15:11 取材終了後、ハビエル・フェルナンデスさんがいることに気づいて抱擁。笑顔で廊下の奥へ歩いていった。

 13日の男子ショートプログラム(SP)で羽生は12選手中5番目、第1グループ4人目の滑走に決まった。「心残りだった。負けたままで終われない」――。昨季と同じプログラムで、再出発を切る。

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