成熟の世界1位…アイルランドと28日激突 過去7戦全敗、最大の壁

[ 2019年9月13日 05:30 ]

ラグビーW杯 日本の対戦国紹介(3)

来日したセクストン(右)らアイルランド代表の選手(撮影・西尾 大助)
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 日本が1次リーグA組第2戦(28日)で対戦するアイルランドが12日、羽田空港着の航空機で来日した。過去のW杯8大会では8強が最高成績だが、6日付の世界ランキングで初の1位となり、優勝候補にも浮上。過去7戦全敗のジャパンにとって最大のライバルとなる。

 1次リーグA組のチームで最も遅い来日となったアイルランド。W杯への期待感を示すように、来日にはアイルランド放送協会(RTE)など自国メディアも取材に訪れた。7日のウェールズ戦で左手親指脱臼から復帰した昨年の世界最優秀選手、SOセクストンも明るい表情で到着ロビーに姿を見せた。

 キック&ラッシュで泥くさく戦う「魂のラグビー」は過去のもの。得点力は北半球で1、2を争い、ディフェンスも堅いアイルランド史上最強のチームだ。チームを変身させたのは13年に就任し、昨年の世界最優秀監督に選ばれたニュージーランド出身のシュミット監督。分析力に優れ、戦略を徹底することでプレーの精度が格段にレベルアップした。伝統のFWはさらに強くなり、スクラムとモールは破壊力抜群。SHマレーとセクストンのHB団コンビが操るバックスも決定力は高い。

 昨年の欧州6カ国対抗で全勝優勝を飾り、11月にはニュージーランドをノートライに封じ、17年に続いて撃破した。今年は6カ国対抗で3位にとどまり、セクストンを欠いた8月24日のイングランド戦では15―57と歴史的惨敗を喫したものの、その後ウェールズに連勝してついに世界1位に浮上。セクストンを含め、主力にコンディション不安を抱える選手が目立つのは気掛かりだが、個人も組織も成熟しきったチームにとっては悲願の4強入りを超え、「単なる肩書にすぎない」(シュミット監督)世界一を証明する大会となる。

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