羽生結弦、今季初戦へ「過去最高の状態」 オーサーコーチ「試合が楽しみ」、出るか4回転半

[ 2019年9月13日 02:30 ]

練習を見つめるブライアン・オーサー・コーチとトレーシー・ウィルソン・コーチ(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ初戦オータム・クラシック(カナダ・オークビル)に臨む女子の公式練習などが11日(日本時間12日)に行われた。

 男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(24=ANA)を指導するブライアン・オーサー・コーチ(57)が取材に応じ、羽生が絶好調であることを明かした。

 「彼はケガもなく、練習も積めている。これまでのシーズンのスタートとしては、過去最高の状態。いい精神状態で、試合を楽しみにしているよ」と太鼓判を押した。

 昨年3月の世界選手権終了後、羽生は4回転ジャンプ全6種類のプログラム編成を、可能にする挑戦をプランに描いた。あれから約半年が経過した。人類未到の大技「4回転半」についてオーサー・コーチは「彼に聞いてよ」と笑顔で語り、「ルッツ、ループは調子がいいよ」と進化の一端を明かした。

 今季初戦となる今大会は、13日(同14日)にショートプログラムが行われる。新プログラムでは、どこに何のジャンプを組み込むか。羽生の新たな挑戦が、いよいよ始まる。

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