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京大卒“IQウオーカー”山西初Vで世界切符 競歩男子20キロ

[ 2019年3月18日 05:30 ]

全日本競歩能見大会 ( 2019年3月17日    石川県能見市・日本陸連公認コース )

男子20キロで初優勝した山西
Photo By スポニチ

 陸上の世界選手権(9月開幕、ドーハ)代表選考会を兼ねて行われ、男子20キロは18年ジャカルタ・アジア大会銀メダルで京大出身の山西利和(23=愛知製鋼)が自己ベストとなる1時間17分15秒で初優勝。日本陸連の派遣設定記録1時間20分0秒を突破し、世界選手権代表に内定した。

 京大工学部物理工学科出身の“IQウオーカー”が、ついに世界切符をつかんだ。普段は温厚な山西が帽子を叩きつけて喜びを爆発させ「ようやく世界の戦列に立てる資格が得られた」と破顔した。

 終盤の勝負で競り負ける悪癖を修正した。4連覇を狙った松永大介(23=富士通)らの揺さぶりにも集団で力を温存。ラスト1周でペースアップして勝負を決めた。「ラスト2キロと決め、それに絞った練習をしてきた。(勝てる)可能性がある部分を磨いてきた」。過去のレースを冷静な分析力で読み解き、世界選手権代表という合格点をマークした。

 負けた試合のゼッケンを部屋に貼って悔しさをバネにしてきた。直近ではラスト勝負で敗れた2月の日本選手権のものが貼ってあるという。悔しさを糧につかんだ世界選手権は東京五輪への最短ルート。世界選手権で日本人1位かつ表彰台なら五輪代表に内定する。「競歩界が求められているのは金メダル。ドーハと東京五輪で2大会連続金メダルを目指したい」と意気込んだ。

《鈴木4位手応え》男子20キロの世界記録保持者・鈴木雄介(31=富士通)は1時間17分47秒で4位に入った。股関節痛で長期離脱し、昨年5月に約2年9カ月ぶりに実戦復帰。20キロは復帰後2戦目だったが「ハイペースで維持する力は戻っている」と話した。ブランクの間に若手の台頭が著しく、五輪代表への道のりは簡単ではないが「若手を追い掛けるのは楽しみ。圧倒的に勝てるように練習したい」と闘志を燃やしていた。

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2019年3月18日のニュース