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貴景勝スイッチオン 戦闘モード!大関獲り6勝ターン

[ 2019年3月18日 05:30 ]

大相撲春場所8日目   ○貴景勝―遠藤● ( 2019年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )

突き出しで遠藤(左)を破り6勝目を挙げた貴景勝(撮影・岩崎 哲也)
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 大関獲りの関脇・貴景勝が平幕・遠藤を電車道で突き出し6勝目を挙げた。今場所から新たなルーティンを取り入れて、体内時計を土俵上の戦いにセット。昇進が懸かる重圧もはね返している。横綱・白鵬は栃煌山を辛くも小手投げで下して全勝をキープ。無傷で並んでいた逸ノ城が栃ノ心に敗れたため単独トップに立った。

 まわしに手を伸ばす遠藤を電車道ではじき返した。1発目の当たりでのけ反らせた貴景勝は反撃の余地さえ与えず1秒9で完勝。ポーカーフェースで懸賞33本を受け取る22歳に割れんばかりの拍手が送られた。6勝目を挙げたが「(圧倒したのは)向こうの調子もある。明日の相手に向かって準備をしたい」と次へと気持ちを向けた。

 今場所は新たなルーティンで臨んでいる。初場所までは時間を決めずに稽古後の昼寝をしていた。だが「体内時計がバラバラになる」という理由で会場に出発する時間を逆算。「2時間」と決めて布団で横になるようになった。「そうしていると体が慣れる。2時間寝たらパッと起きてスイッチが入る。意識しなくても体が覚えている状態にしないと」

 初日から取り組んで違いを実感した。「同じことをやっていると体の状態も分かりやすいし、気持ちもつくりやすい。毎日バラバラだと分からなくなる」。無理に気合を入れなくとも、時間とともに戦闘モードに切り替わる。まずは体内時計をリセットし、心技体に磨きをかけた。

 中日を6勝2敗でターンし、残りは7日間。「13勝2敗にも、6勝9敗にもできるから(成績は)全く関係ない」と慢心はない。昇進の目安は10勝以上。昨年の春場所はケガで途中休場しており「去年は10日目以降、病院のテレビで見ていた。歯がゆいのを思い出し、相撲を取れることをありがたいと思っている」。感謝の気持ちを忘れぬ若武者が声援を力に変えて大きな壁に立ち向かう。

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