八角理事長 進退場所を乗り切った稀勢の里に「精神的に自信になったと思う」

[ 2018年9月23日 19:33 ]

大相撲秋場所千秋楽 ( 2018年9月23日    両国国技館 )

田子ノ浦部屋のパーティーであいさつする稀勢の里
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 稀勢の里が豪栄道に突き落としで敗れ、10勝5敗で進退を懸けた場所を終えた。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「普通の場所より相当疲れたと思う。でも精神的には逆に自信になったと思う。(今は)ほっとしているんじゃないか」と横綱の心中を察した。

 前半は危ない相撲もあったが、徐々に安定感を取り戻した。14日目には鶴竜とがっぷり四つに組んで2桁に白星をのせた。

 「(場所後は)休んでリフレッシュして切り替えることが大事。オンとオフの区切りをしっかりつけるというかね」

 今後は秋巡業を経て九州場所に挑む。次は横綱として優勝争いが期待される舞台になる。「(課題は)立ち合いで当たってからの圧力だよね。それを戻したいね。(立ち合いで)押されなかったら、(豪栄道戦のような)ああいう突き落としはくわない。稽古しなければそれは戻らない」と奮起を期待した。

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2018年9月23日のニュース