トヨタ自動車１敗キープ、アボット２安打完封　シオノギ３連敗

＜シオノギ製薬・豊田自動織機＞シオノギ製薬は先発の千葉が力投するも痛い逆転負け（日本ソフトボール協会提供）
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　「第５１回日本女子ソフトボールリーグ」（日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボール機構主催）は２２日、兵庫県尼崎市など３会場で６試合が行われた。首位のトヨタ自動車は、モニカ・アボット投手（３３）の２安打完封勝利で１敗をキープ。後半戦に入り白星のないシオノギ製薬は２回に３点を先取しながら逆転負けで３連敗となった。

　＜シオノギ製薬　手痛い逆転負け＞決勝トーナメントに進出できる４位以内を争う相手に手痛い逆転負け。５月１２日の同カードで初先発初完封した新人の千葉が４回１死満塁で左越え二塁打を浴び、一塁走者にも中継プレーの乱れで生還された。「自信を持って投げようとしたのですが、安易にストライクを取りに行ったところを打たれました」。ただ、岡村昌子監督は「最後のホームランはいらないけれど、千葉はしっかり抑えていた」と評価していた。

　＜Ｈｏｎｄａ　１３三振で零敗…＞トヨタ自動車のアボット攻略へ各打者がバントの構えからミートするコンパクトなスイングを心がけたが、１３三振で２安打完封された。５回まで完全試合ペースだったが、６回に永友の右前打で屈辱は免れた。７回１死一塁で左前打を放った胡子主将は「最後に一本出てよかった。いい意味で気持ちを切り替えて明日の試合を頑張りたい」と入れ替え戦出場圏内の現状打破を誓った。