バド桃田 シングルスで日本男子初の世界1位 中国OP決勝へ

[ 2018年9月23日 05:30 ]

桃田賢斗
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 バドミントン男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)が22日、中国オープンで決勝に進出し、世界連盟が27日に発表する最新世界ランキングで現在の2位から1位に就くことが決まった。シングルス、ダブルスを通じ、日本男子の世界1位は史上初の快挙。女子はシングルスで山口茜(再春館製薬所)、ダブルスで高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)らが1位になっている。24歳の桃田は中国オープン準決勝で世界3位の石宇奇(中国)に2―0で勝った。世界1位のビクトル・アクセルセン(デンマーク)を抜き、石宇奇に逆転される可能性もなくなった。

 桃田は2016年4月7日付で世界2位となったが、その後の違法賭博問題による出場停止処分を受け、ランキングからも抹消。17年7月に国際大会復帰を果たし、282位でランキングに戻った。今年1月からは日本代表となり世界選手権で初優勝。16日までのジャパン・オープンも初制覇し、ランキングのポイントを加算した。

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