パナ開幕4連勝 ヤマハとの全勝対決制す、SO山沢トライ演出

[ 2018年9月23日 05:30 ]

ラグビー トップリーグ第4節最終日 ( 2018年9月22日    秩父宮ほか )

<パナソニック・ヤマハ発動機>前半、ボールを追いかけるパナソニック・山沢(右)
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 白組の全勝対決はパナソニックがヤマハ発動機を15―0と完封して唯一の開幕4連勝を飾った。前節で初黒星を喫した王者サントリーはNECを47―31で下して3勝目。赤組の神戸製鋼―トヨタ自動車はトヨタが終了間際にトライを決めて26―26で引き分け。

 パナソニックSO山沢が24歳最初の試合で“ドリブラー”の才能を発揮した。前半4分、自陣ゴール前で相手のこぼれ球を蹴り出すと、さらに3度キック。最後はWTB山田へパスして先制トライを生んだ。中学時代はサッカーで強豪校から誘われたが、だ円球でも見事なコントロールを披露。「プレーの波をなくして引き出しを増やさないと」と自らの課題を口にした。

 ≪代表主力の福岡&姫野負傷≫19年W杯が期待される日本代表の主力2人が負傷した。パナソニックのWTB福岡は開始早々に相手と激突。脳振とうを起こして担架で運ばれた。トヨタ自動車のフランカー姫野は右膝を痛め後半37分にベンチへ。「力が入らない。(代表候補合宿は)行けないかも」と表情を曇らせた。

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2018年9月23日のニュース