藤原、田代とも延長の末銀メダル 柔道世界選手権、初の金ゼロ

[ 2018年9月23日 23:34 ]

柔道世界選手権男子81キロ級で準優勝し、銀メダルを手にする藤原
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 柔道の世界選手権第4日は23日、バクーで男女各1階級が行われ、男子81キロ級で初出場の20歳、藤原崇太郎(日体大)は5試合を勝ち上がって臨んだ決勝で世界ランキング1位のサイード・モラエイ(イラン)に延長の末に一本負けを喫し、銀メダルだった。

 女子63キロ級で2014年、15年大会銅メダルでリオデジャネイロ五輪代表の田代未来(コマツ)も決勝で昨年女王のクラリス・アグベニェヌ(フランス)に延長の末、一本負けで銀メダル。

 田代は準決勝でリオ五輪女王のティナ・トルステニャク(スロベニア)に優勢勝ちしたが、初優勝に届かなかった。女子63キロ級の日本勢は6大会連続で頂点を逃した。

 日本は今大会初めて金メダルがなかったが、ここまでの男女8階級で金4個を含み、全10選手が表彰台に立っている。(共同)

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