日本が団体初優勝、シャープ・コーチ「当初からの目標だった」

[ 2018年9月23日 05:30 ]

サーフィン ワールドゲームズ(WG) ( 2018年9月22日    愛知県田原市大石海岸沖 )

サーフィンWG最終日 団体で初優勝し、喜ぶ日本の(左から)村上、橋本、黒川、川合
Photo By 共同

 世界選手権に相当する大会の最終日は、男女の個人戦成績の合計で争う団体で日本が3368点で初優勝した。2位はオーストラリアで3位は米国。男子は五十嵐カノアが日本勢史上最高の2位、村上舜が4位、大原洋人が9位に入って他チームを引き離した。女子は黒川日菜子が11位、橋本恋が13位、川合美乃里が16位だった。女子決勝はサリー・フィッツギボンズ(オーストラリア)が9点台を2回マークし、18・64点で優勝した。

 最終日は女子の残り試合を実施。既に敗退した日本の3人は試合がなかったが、団体の優勝が決まった瞬間を歓喜で迎えた。ウェード・シャープ・コーチは「団体の金が当初からの目標だった。大きな歴史をつくった」と目を細めた。男子は2人が決勝に残り、女子も3人ともに16強入りした。宗像富次郎チームマネジャーは「チームが一丸となりまとまっていた。みんなが点を出すのに必要な基本的な部分を意識できていた」と評価した。

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2018年9月23日のニュース