錦織 決勝進出ならず 伏兵バヒンガーにフルセット逆転負け

[ 2018年9月23日 05:30 ]

男子テニス マゼル・オープン ( 2018年9月22日    フランス・メッス )

マゼルOPシングルス準決勝 バヒンガーと対戦する錦織
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 世界ランキング12位で第1シードの錦織圭(28=日清食品)は、準決勝で世界166位のマティアス・バヒンガー(31=ドイツ)に6―2、4―6、5―7で逆転負けを喫した。21日の準々決勝では世界31位のニコロズ・バシラシビリ(26=ジョージア)に6―3、4―6、6―4でフルセット勝ちしていたが、予選上がりの格下に足をすくわれた。

 2年半ぶりの優勝を狙って急きょ参戦した大会は4強で力尽きた。準々決勝と同様に第1セットは相手を圧倒しながら、それが続かなかった。第2セット以降は相手の好サーブとネットプレーに手を焼き、徐々にミスが増えた。それでも最終セットでより多くチャンスをつかんでいたのは錦織の方だった。

 第7ゲームでは40―0を生かせず、このセットは合計6本のブレークポイントを取り逃した。嫌な流れのまま5―6で迎えたサービスゲームでダブルフォールトを犯すなど、土壇場でブレークを許した。16年2月のメンフィス・オープン以来の優勝はならず。次戦は日本で来月1日から始まる楽天ジャパン・オープン(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)となる。

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