杉田、世界9位撃破!「しつこく何度でも返す」持ち前の粘りで全豪初勝利

[ 2018年1月16日 05:30 ]

全豪オープンテニス第1日 ( 2018年1月15日    オーストラリア・メルボルンパーク )

全豪オープンで初勝利をあげた杉田祐一(AP)
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 男子シングルス1回戦で、世界ランキング41位の杉田祐一(29=三菱電機)がトップ10を破る金星を挙げた。同9位で第8シードのジャック・ソック(25=米国)を6―1、7―6、5―7、6―3で撃破し、全豪初勝利。トップ10からも初勝利となった。世界ランキング168位の西岡良仁(22=ミキハウス)も、第27シードのフィリップ・コールシュライバー(34=ドイツ)をフルセットで破り、左膝のケガからの復帰戦を白星で飾った。

 約2時間半の熱戦を制した杉田はコートに膝をついて絶叫した。全豪初勝利は世界9位の強豪からもぎ取った。昨年8月のツアー大会で勝った自信を胸に挑み、「トップ10と試合できるのは楽しい。1対1の勝負を楽しめた」と充実の口ぶりだった。

 第1セットは3度のブレークで6―1と圧倒し第2セットもタイブレークで競り勝った。0―3の劣勢から7―4と逆転しただけに「絶対に取りたかった。第2セットが全て左右した」と試合のキーポイントに挙げた。

 昨年のツアー最終戦で4強入りしたソックだが脚の付け根を気にして要所で守備的になった。杉田は「僕ができるのはしつこく何度でも返すこと」としつこいラリーで追い込んだ。ウイナー(決定打)の数はソックの30本に対し53本を数えた。

 昨年は松岡修造、錦織圭に続く日本男子3人目のツアー優勝を飾り、世界ランキングでも年始の112位から10月には36位まで急浮上した。右手首のケガで錦織が欠場した国別対抗戦では日本代表のエースを務め、その状況は今大会も変わらない。

 杉田のブロックはシードが次々に敗れ、準々決勝まで上位と当たらない。4大大会初の3回戦進出を懸け、次戦は世界89位でビッグサーバーのイボ・カロビッチ(クロアチア)。遅咲きの29歳に今季も風は吹いている。

 ◆杉田祐一(すぎた・ゆういち)1988年(昭63)9月18日生まれ、宮城県仙台市出身。7歳でテニスを始め、06年10月に18歳でプロ転向。ツアー下部のチャレンジャーで9勝。昨年7月のアンタルヤ・オープンでツアー初優勝を飾る。1メートル75、70キロ。

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