久保谷PO制した 猛チャージ64!!6差20位から逆転V

[ 2017年4月24日 05:30 ]

男子ゴルフツアー パナソニック・オープン最終日 ( 2017年4月23日    千葉県野田市 千葉カントリークラブ梅郷コース=7130ヤード、パー71 )

優勝し笑顔でバンザイする久保谷
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 20位から出た久保谷健一(45=フリー)が7バーディー、ノーボギーの64と猛チャージをかけて、プロ入り同期の宮本勝昌(44=ハートンホテル)とのプレーオフを制した。2012年日本オープン優勝で得た5年シードの最終年に通算7勝目を飾った。2位から出た24歳の堀川未来夢(Wave Energy)は10アンダーの3位で4日間を終えた。

 同期対決となったプレーオフはトラブルになった相手を尻目にボギーで制した。戦いを終えた久保谷は首をかしげた。「自分でつくったゴルフというよりも、パットが良かっただけなので。複雑です…」。それでも、優勝の味は格別だった。

 「人生で3本の指に入るくらい良かった」という好調だったパットで20位からの逆転優勝をたぐり寄せた。昨年から「引っ掛けを回避するために球ではなくカップだけを見て打つように」と改善した。18ホールまでのパットの数はこの日最少の23。11番で15メートルのロングパットを沈めるなど、7バーディー、ボギーなしの64でスコアボードを上り詰めた。

 14年6月に椎間板ヘルニアの手術を受け、今もなお腰痛との闘いが続いている。12試合連続予選落ちした15年にはクラブを置くことも考えた。それでも「みんなどこかしらに痛いの抱えてやっているんだよね」と前を向き直した。

 そして、5年ぶりに手にした優勝。久保谷はツアー15勝を誇る尾崎健夫との“約束”を思い出していた。97年、ツアー初優勝した翌週に予選落ちした。「ジェットさんから優勝翌週に予選落ちだけはするな。そんなの本物じゃないと言われた。そのことがずっと頭に残っている」。以降は02年の2週連続優勝など、その言葉を守ってきた。傷だらけの45歳は「来週からは見られる立場。必死にやっていかないと」と気を引き締めた。

 この日、プレーオフの知らせは帰り支度の途中に舞い込んだという。「帰らなくて良かったね〜」。冗談めかして周囲を笑わせ、「年のせい、腰痛のせいといろいろ慰めながらやってきて、やっとパッティングにご褒美が来た感じですね」と笑顔を浮かべた。

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