カーリング混合ダブルス代表黒星発進…五輪切符へ小笠原危機感

[ 2017年4月24日 05:30 ]

カーリング混合ダブルス世界選手権 ( 2017年4月22日    カナダ・レスブリッジ )

ラトビア戦でストーンの行方を見守る小笠原(奥)と阿部
Photo By 共同

 来年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪出場枠を懸けて開幕し、女子の4人制で五輪3度出場の実績を持つ小笠原歩(38)と、元女子五輪代表監督の阿部晋也(37)が組んで臨む日本は1次リーグA組の初戦でラトビアに4―8で敗れた。1次リーグは39チームが5組に分かれ、各組3位までが16強によるプレーオフに進出する。

 ショット成功率が57%と精彩を欠いた小笠原は「自分たちが崩れるとこうなる」と肩を落とした。有利な後攻でショットが決まらず2度スチールを許し、第6エンドは阿部と小笠原のミスが続いて大量4点を献上。4人制では百戦錬磨の2人が、あっけなく自滅した。

 第3エンドは阿部のドローショットが相手ガードストーン裏にぴたりと決まり、最後は小笠原の正確なショットを阿部が絶妙なスイープで導いて3点を奪い逆転。だが阿部が「難しいショットを決めて取った。リズムに乗らないといけなかった」と悔やんだように、勢いは続かなかった。

 4人制では小笠原が前回ソチ五輪5位などの経歴を誇り、阿部も今年の日本選手権でスキップを務め準優勝。ベテランの実力者同士で幼なじみだけに息も合うが、ダブルスでは経験が浅く試合勘が醸成されていない。阿部は「(緊張)していたと言われたらそうなのでしょう」と話した。

 小笠原は「ショットが決まらないと戦術も進まない」と焦燥感をにじませた。次は強豪ラトビア相手に番狂わせを演じた伏兵ブラジルと対戦。五輪枠獲得へ立ち止まっている時間はない。

 ▼平昌への道のり 五輪出場枠は開催国の韓国を除いた7枠で昨年と今年の世界選手権で各12位までに付与されるポイントの合計で決まる。昨年の日本は別のペアが1次リーグ敗退で0点。日本カーリング協会は「表彰台に立たないと厳しい」と今大会3位以内を最低条件とみている。1次リーグ各組3位までが自動的に進出する16強によるプレーオフに勝ち上がらなければ五輪出場はなくなる。

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