NFL フランス同時多発テロ受け警備強化へ FBIなどと協力

[ 2015年11月15日 11:20 ]

ペイトリオッツの本拠地ジレット・スタジアム (AP)

 米プロフットボール、NFLは14日、フランスのパリで起きた同時多発テロを受け、第10週の試合が行われる全13会場において、警備員を増員させると発表した。同リーグはテロを防ぐため、国土安全保障省やFBIと協力して15日と16日に行われる試合会場の内外で警備を強化するという。

 フランスのテロは、パリ郊外サンドニ市の競技場「スタッド・ド・フランス」でサッカーのフランス対ドイツ代表の親善試合が行われている最中に起きたが、ウォールストリートジャーナルによると、テロ実行犯の一人は同競技場へ入場しようとした際、爆弾ベストの着用を警備員に見つかり、そこからの逃走中にベストを爆発させたという。

 NFLはファンに対し、試合当日は入場前の手荷物検査の手間を省くため、いかなるタイプのバックを持参しないように勧めている。また、すべての会場で試合前にはテロ犠牲者への黙とうが捧げられるという。

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2015年11月15日のニュース