川内提案「GPS導入したら?」ドーピング検査厳格化で

[ 2015年11月15日 05:30 ]

 公務員ランナーが吠えた。男子マラソンの川内優輝(28=埼玉県庁)がさいたま国際マラソン(15日)に向けたトークショー後に取材に応じ、ロシア陸上界の組織的なドーピングについて口を開いた。「あれだけ厳格にドーピング検査をやっているはずなのに、これかと。不愉快なニュースですよ」。川内は世界反ドーピング機関(WADA)と連携する日本反ドーピング機構(JADA)に毎日の居場所情報を送り、抜き打ちのチェックも受けてきた。

 「場所情報は結構、面倒なんですよ。これでもっと厳しくなって(居場所情報などの)手続きがより面倒になると、いろんなアスリートにとって害になると思う。いっそのことGPS(衛星利用測位システム)を持った方がいい」と持論を展開していた。

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