ロシア陸上リオ五輪ピンチ ドーピング問題で暫定資格停止処分

[ 2015年11月15日 05:30 ]

厳しい表情で取材に応じるコー会長(AP)

 国際陸連は13日、ロシアの組織的なドーピング問題で臨時理事会を開き、ロシア陸連に対して暫定的な資格停止処分を科したと発表。薬物違反による各国・地域連盟の資格停止は初めてで、処分は即有効となった。

 同国の陸上選手は国際大会への参加を禁じられたため、15日のさいたま国際マラソンに招待されていたロシアのロンドン五輪銅メダリスト、タチアナ・アルヒポワ(32)も出場できなくなった。反ドーピング態勢で改善がなければ、来年のリオデジャネイロ五輪にもロシアは出場できない可能性がある。

 臨時理事会は電話会議で行われ、27人のメンバーのうち日本陸連会長の横川理事を含む24人が参加。ロシアの理事を除く23人で投票した結果、22対1で暫定的な資格停止処分を決めた。ロシアで予定されていた来年の世界ジュニア選手権と競歩のW杯の開催資格も剥奪。選手は国内の大会には出場できる。

 ロシア側が違反選手のリストを提出し、新たな検査態勢を講じるまで処分は解除されない。資格回復には調査チームの検査を受け、改善されたことを示す必要がある。一方で国際陸連は、正式な資格停止処分を下すかを判断するために聴聞会を開くことができる。

 国際陸連のセバスチャン・コー会長は理事会後、「現時点で最も厳しい処分を下した。これは恥ずべき事態で、いかなるレベルの不正行為も認められないことは明確になった。強い決意を持って信用を取り戻す」と厳しい表情で語った。

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