小技で粘った…孔明 必殺逃げ切りへ堅首「伸ばすことが大事」

[ 2013年9月22日 06:00 ]

2番 ティーショットを放つ小田孔明

ANAオープン第3日

(9月21日 北海道北広島市 札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース=7063ヤード、パー72)
 小田孔明(35=フリー)が得意の逃げ切り態勢に入った。2バーディー、1ボギーの71にまとめ、通算11アンダーで首位をキープ。過去5勝は全て最終日首位から出ている35歳が今季初優勝を目指す。10位から出た松山英樹(21=東北福祉大)は71で通算6アンダー、首位と5打差の12位に後退。今季初優勝を狙う藤田寛之(44=葛城GC)が通算10アンダーで首位と1打差の2位につけた。

 最終18番。首位で並ぶ藤田がパーパットを外すと、小田は集中力を高めた。「1打でもリードしておきたい」。1・5メートルのパーパットをねじ込み単独首位に躍り出た。「優勝が全部逃げ切りなので、是が非でも勝ちたい」。2年ぶりの頂点へ自信をみなぎらせた。

 強い風でグリーンの表面は乾いてスピードも増し、微妙なタッチが求められる難条件に上位陣は伸び悩んだ。「バーディーパットは入らなかった」と1つしか伸ばせなかった小田だが、1番と6番は4メートルのパーパットを沈め7番はチップインバーディー。小技でスコアをつくった。

 クラブを竿に替えても扱いはうまい。試合がなかった7月中旬から約1カ月、地元・福岡で趣味の釣りを楽しんだ。狙いは40~50センチのタイ。今夏も大漁だった。「12月まで釣りはできないけど、スキーウエアを着てでも冬は釣りに行くから」。シーズン中は趣味を我慢してクラブを操りスコアをつくる。

 3打差以内には藤田、片山ら実力者ぞろい。5打差の松山も逆転を狙っている。「松山?そりゃ怖いよ。それ言いだしたらみんな怖い。自分が伸ばすことが大事」。脳裏には優勝のイメージが出来上がっている。

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