2日連続の鉄棒落下も…内村、圧勝3連覇

[ 2011年6月13日 06:00 ]

平行棒で華麗な演技を見せる内村

体操NHK杯兼世界選手権代表決定演技会最終日

(6月12日 国立代々木競技場)
 男子の内村は、2日連続の鉄棒の落下がありながら3連覇を達成した。「3種目目(つり輪)から集中力が切れた。点差が開いていたのもあったと思う」。総合計で2位と7・925点差の圧勝だけに苦笑いだった。

 大会前から「代表になるのは当たり前」と、10月の東京開催の世界選手権を見据えてきた。史上初の個人総合3連覇を目指し、昨季よりさらに演技構成の難度を上げた。「僕の場合、理想が高すぎる。一生、満足する演技はできないと思う」。自身が持つ93・450点の世界最高得点の更新が可能な構成に挑んだ。

 だが、難度が上がれば体力の消耗も激しい。「疲れがとれていなかった」と振り返る。この日は珍しく着地も不安定で、得点が伸び悩んだ。「世界選手権では失敗しない」と気を引き締めた。

 世界選手権では、78年大会以来33年ぶりの団体総合金メダルを目指すチームの大黒柱ともなる。「理想を追い求めることは大事だと思う」。日本だけでなく、世界でも無人の野を行く内村には、孤独を埋める「理想」がある。

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