白鵬 日本とモンゴルの懸け橋に

[ 2011年6月13日 19:21 ]

 大相撲の横綱白鵬が13日、母国モンゴル・ウランバートルで3月に開校した視覚障害者のための職業訓練校の設立に尽力した竹内昌彦氏(66)と東京都墨田区の宮城野部屋で対面し、7月の名古屋場所後に同校を訪れることを約束した。

 自らも視覚に障害がある同氏のこれまでの活動に感銘を受けたという白鵬は「(日本とモンゴルの)懸け橋になりたいのと、恩返しにという気持ち。両方の国に対しては誰よりも熱いものがある」と力説した。

 名古屋場所で前人未到の8場所連続優勝が懸かる白鵬に、竹内氏は「8連覇を達成してぜひ来てもらいたい」。気の早い注文に、この時ばかりは横綱も苦笑いだった。

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2011年6月13日のニュース