加藤が日本新更新 入江は3戦連続2冠

[ 2011年6月13日 09:25 ]

男子200メートル背泳ぎで、1分54秒34の大会新で優勝した入江陵介

 競泳の欧州グランプリ最終戦となる第3戦のモナコ大会最終日は12日、モナコで行われ、非五輪種目の女子50メートルバタフライ決勝で加藤ゆか(東京SC)が25秒98の日本新記録をマークした。従来の記録は加藤が4月に出した26秒07。50メートルはトーナメント方式で行われ、加藤は2位だった。

 男子200メートル背泳ぎは入江陵介(イトマンSS)が1分54秒34の大会新を出し、3戦連続で100メートルとの2冠獲得。同50メートル背泳ぎは古賀淳也(第一三共)が24秒81で優勝し、女子200メートルバタフライは星奈津美(スウィン大教)が2分6秒92の大会新で3戦続けて制した。

 ▼古賀淳也の話 もともと50メートルは(入江より)ぼくの方が速い。(入江は)200メートルの決勝もあったので、負けるわけにはいかなかった。この3大会で泳ぎが改善できたことが分かった。

 ▼星奈津美の話 後半の100メートルで思ったより(体力が)もった。本調子ではない中で2分6秒台で泳ぎ、3大会とも勝てたことは自信になった。世界選手権に向けて細かい技術面を改善したい。(共同)

続きを表示

2011年6月13日のニュース