25歳の北村 ドーピング違反で五輪絶望的

[ 2011年6月13日 19:08 ]

北村克哉

 日本レスリング協会は13日、男子グレコローマンスタイル96キロ級で昨年の世界選手権と広州アジア大会代表の北村克哉(25)=ドン・キホーテ=がドーピング違反のため、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)から2年間の資格停止処分を受けたと発表した。北村は処分に従う意向のため、来年のロンドン五輪出場が絶望的となった。

 日本協会によると、国内の選手からのドーピング発覚の事例は初めて。

 北村は優勝した4月29日の全日本選抜選手権の検査で筋肉増強作用のあるドロスタノロンに陽性反応を示し、5月10日の2度目の検査も同じ禁止薬物が検出された。日本協会によると、北村はJADAの聴聞で「意図的な摂取ではない」と話し、海外から購入したサプリメントを多数服用していたと説明した。

 日本協会は25日の理事会で5月17日から2年間の資格停止とすることや、全日本選抜の成績を失効とする処分を正式に決める。

 北村は全日本選抜優勝などで世界選手権(9月・トルコ)代表選考基準を満たしたが、日本協会は故障を理由に代表決定を保留していた。

 ▽高田裕司・日本レスリング協会専務理事の話 選手が海外からサプリメントを買って摂取しているとは思わなかった。本人の無知だった。ロンドン五輪が間近の中でスポーツ界にも迷惑をかけた。再発防止に努めたい。

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