明大・吉田監督“北島御大”墓前に王座奪回誓う

[ 2010年9月11日 06:00 ]

北島元監督の墓前で手を合わせた(右から)吉田監督、杉本主将、衛藤副将、笹井主務

 関東大学ラグビーはあす12日に各地で新シーズンが開幕する。対抗戦グループで日体大(熊谷)と対戦する明大の吉田義人監督は10日、杉本主将、衛藤副将、笹井主務と東京都八王子市の常修寺にある故北島忠治元監督のお墓参りを行い、12年ぶりの同グループ王座奪還を誓った。

 今季は重戦車復活を掲げFWの強化に取り組んだ吉田監督。墓前で「必ず(北島元)監督が天国から見守ってくれるから…。全力で明治のラグビーを貫けば後押ししてくれる」と涙ながらに選手に語りかけた。主将就任を報告した3月以来2度目の墓参となる杉本主将は「日本一になって喜ばせたい」と宣言。北島元監督の遺訓「前へ」を胸に出陣する。

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2010年9月11日のニュース