大相撲秋場所12日開幕!通常開催に戻り再出発

[ 2010年9月11日 18:30 ]

 大相撲秋場所は12日に東京・両国国技館で初日を迎える。NHKの生中継や外部団体による表彰が復活し、野球賭博問題などで揺れた名古屋場所から通常の形を取り戻して再出発する。

 11日午前に両国国技館で15日間の安泰を祈願する土俵祭りを実施。放駒理事長(元大関魁傑)や横綱白鵬関ら三役以上の力士も出席した。
 先場所で史上初の3場所連続15戦全勝優勝を果たし、連勝記録を昭和以降3位の「47」としている白鵬関は自身初の4連覇を目指す。優勝額贈呈式では「これから秋場所が始まるという気持ちで身が引き締まる」と意気込みを語った。
 初日の懸賞は72本。通常は80~90本台になることが多いが、19本だった名古屋場所初日より大幅に増えた。日本相撲協会広報部によると、初日の入場券は全体の約3割に当たる3122枚が売れ残った。東京場所で初日の残券が3千枚以上になるのは2005年秋場所以来という。
 千秋楽の入場券も完売していない。放駒理事長は「自分たちが態度で示して、お客さんに戻ってきてもらう努力をしないといけない」と述べた。

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2010年9月11日のニュース