稲葉が「銅」、日本男子2個目のメダル獲得

[ 2010年9月11日 08:43 ]

 レスリングの世界選手権第5日は10日、モスクワで男女計3階級を行い、女子72キロ級で7年ぶりの頂点を狙った浜口京子(ジャパンビバレッジ)は準決勝で敗れたが、3位決定戦で昨年3位のマイデル・ウンダゴンサレス(スペイン)を2―0で下し、銅メダルを獲得した。

 非五輪階級の女子67キロ級で新海真美(アイシンAW)は5位に終わった。日本女子のメダルは全7階級で金3個、銀1個、銅2個となったが、五輪実施の4階級で浜口が唯一優勝を逃した。

 男子フリースタイル55キロ級の稲葉泰弘(警視庁)は3位決定戦でモンゴル選手に2―0で快勝して銅メダルに輝き、日本男子で2個目のメダルとなった。

 ▼稲葉泰弘の話 金メダルは取れなかったけど、メダルを取れてうれしい。(準決勝で敗れて)最後まで攻める気持ちが大事だと思った。3位決定戦は自分のレスリングを出せた。(共同)

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2010年9月11日のニュース