白鵬も出席 「正常開催」の秋場所前に安全祈願

[ 2010年9月11日 12:53 ]

土俵祭りに出席した日本相撲協会の放駒理事長(前列右から2人目)、貴乃花審判部長(同3人目)、横綱白鵬(後列右から2人目)ら

 NHKの生中継再開など正常な状態での開催となる大相撲秋場所の初日を前に、11日午前、東京・両国国技館で土俵祭りが行われ、日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)や横綱白鵬、大関魁皇ら三役以上の力士が出席し、15日間の安全を祈った。

 今回の土俵祭りから理事長や審判委員、行司らとともに横綱、大関など三役以上の力士が列席することになった。

 野球賭博問題などの影響で天皇賜杯授与の自粛を含め、7月の名古屋場所は異例ずくめだった。相撲協会は暴力団等排除宣言を行うなど再生への道筋をつけ、秋場所の正常開催にこぎつけた。放駒理事長は「ファンの皆さまに、相撲はやっぱりいいものだと思ってもらえる場所にしたい」と話した。

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2010年9月11日のニュース