アテネ五輪金メダル 塚田真希が代表から引退

[ 2010年9月11日 12:09 ]

9日の世界選手権女子78キロ超級で、銅メダルを獲得した塚田真希(右)と金の杉本美香

 2004年アテネ五輪柔道女子78キロ超級金メダリストの塚田真希(28)=綜合警備保障=が現役を引退する見通しであることが11日、分かった。関係者によると、開催中の世界選手権を最後の場としてすべてを懸けていた。日本代表からの引退は既に確定的で、10連覇が懸かる来年4月の全日本女子選手権の出場も微妙。

 塚田は9日の78キロ超級で銅メダルに終わった後に「この結果をしっかりと、じっくりと受け止めたい」と話した。
 日本女子重量級のエースとして長く君臨し、世界選手権の78キロ超級では2003、07年に準優勝し07年は無差別級を制した。08年北京五輪78キロ超級では銀メダル。全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長は「国際大会にはもう出ないと思う。本人が(心境を)言うと思う」としている。

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2010年9月11日のニュース