石川14番で敗色濃厚…風にてこずり守りに

[ 2010年9月11日 19:26 ]

 【韓日対抗戦第2日】1打差で追う14番(パー5)で、石川、薗田組の敗色は濃厚となった。フェアウエーから放った薗田の第2打は左OB。ミスを補うべき石川の第2打も、グリーン手前のバンカーへ入った。2オンしてバーディーを奪った韓国に対し、日本はパーにとどまった。

 2人組でいい方のスコアを採るルールで、相手の大崩れは期待できない。残り4ホールでの2打差は重かった。
 石川がバーディーパットを沈める場面はなかった。2度の好機とも、先に薗田がバーディーを奪い、石川がパットする必要がなくなった巡り合わせもあった。ただ、チャンス自体も少なかった。風にてこずり「プレー中に調整できれば良かったが…」と石川が言えば、薗田は「風の対応に追われ(自分も)遼も守りに入った部分があった」と評した。
 スコアは悪くはないが、勝たないと意味がない。最終日はシングルス。後ろから2番目を任される石川は「重圧がかかるかもしれないが、それに打ちかつために練習している」と奮起を誓った。(共同)

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2010年9月11日のニュース