藤田が単独首位キープ、さくらは5打差3位

[ 2010年9月11日 16:46 ]

第3日、通算10アンダーで単独首位をキープ、笑顔でキャディーと話す藤田幸希(右)

 女子ゴルフツアーの日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第3日は11日、奈良・グランデージゴルフ倶楽部(6601ヤード、パー72)で行われ、藤田幸希が4バーディー、3ボギーの71にまとめ、通算10アンダーの206で単独首位をキープした。

 67をマークした馬場ゆかりが4打差の2位に浮上。さらに1打差の3位で横峯さくら、若林舞衣子とニッキー・キャンベル(オーストラリア)の3人が並んだ。

 諸見里しのぶは75と崩れて通算1アンダーで前日の4位から12位に後退し、有村智恵は通算イーブンパーの14位。不動裕理は25位、上田桃子は42位にいる。

 ≪開き直りは得意技≫2位との4打差を保ったままトップを守った藤田は「こんなに緊張しながら、1アンダーで回れたので満足」と笑顔を見せた。
 5番でボギーを先行させたが「開き直りは私の得意技」と、気持ちを切り替えて踏ん張った。
 2年ぶりのツアー4勝目と、国内四大大会初優勝が懸かる最終日。「きょうほど緊張はしないはず。守ってはいいゴルフはできないので、もっと攻める」と抱負は力強かった。

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2010年9月11日のニュース