“短竿”でマダコ快進撃!! お気に入り折れても心は折れず

[ 2021年9月1日 07:11 ]

アクシデントにもめげず15匹
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 【芸人が釣る!】茨城県大洗沖のマダコが釣れている。吉本興業のお笑いコンビ「官兵衛」の伊藤貴之が乗り込んだのは大洗・大栄丸。餌木で数釣りを楽しんだ。

 大栄丸には連日の好釣果を聞きつけたのか14人が乗船。早朝5時に出船し、大洗港から20分ほどの水深25メートルのポイントで1日マダコと戯れました。

 タコ餌木2つとオモリ80号を装着して、仕掛けを底に付けたらひたすらシェーク!開始10分で1匹目の300グラムのマダコを難なく釣り上げました。

 周りもポツポツと釣れだしたタイミングで、何と隣の人がタコとのファイト中にバキッ!と音を立てて竿を折っていました。

 釣り人からしたら、あの音は釣り竿の死を意味するので、人のであれ聞きたくありません。気の毒過ぎて掛ける言葉もありませんでした。何でもカワハギ竿でトライしたところ折ってしまったそうな。

 この日のタコの平均サイズは、どれも小ぶりで300~500グラム。そんな中、3匹目のヒットで確実にデカい2キロ級の乗りを感じ思いっきりフッキングをしたところ、バキっっっっ!何と僕のお気に入りの竿も折れてしまいました。

 先ほど竿を折った人が「あなたもやっちゃいましたか」という仲間を見るような何とも言えない顔でコチラを見ていました。

 隣同士で竿折ることある?と思いながらも、折れた竿を拾い上げ、予備で持ってきていためちゃくちゃ短い竿を用意します。イカ釣り竿を切ってさらに短くした1メートルのオリジナルロッドです。

 正直、実戦では使ったことがなかったし、しかもスピニングロッドなのに、無理やりベイトリールを付けてのむちゃくちゃな仕様です。

 それでも背に腹は代えられません。

 10分ほどロスして、釣りを再開。もうこの日の釣りは終わったな、と半ば諦めていたところ、この竿が釣りやすいこと。ここから怒濤(どとう)の快進撃で、終わってみると15匹のタコを釣り上げ船中2位の次頭でした。

 釣り場でのイレギュラーなアクシデントに対応した、臨機応変さ、アドリブ力の賜物(たまもの)だなと自分の成長を強く感じた釣りになりました!お笑いの舞台でも、お笑いの舞台でも、これだけアドリブ力発揮できたことがないのに。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、大洗・大栄丸=(電)029(267)4771。出船は午前5時。乗合料金1万円。

 【芸人こぼれ話】2年ほど前に、後輩たちと5人でブラックバスを釣りにレンタカーで芦ノ湖へ行きました。みんな1~2匹ずつ釣れて、それはそれは楽しい釣行になりました。

 早朝から夕方まで釣りを楽しんでクタクタだったので、帰りの車中ですぐにみんな眠ってしまいました。

 行きも帰りも運転してくれているデニスの松下にこれは申し訳ないなと思い、助手席の役割としてドライバーが眠くならないようにと1時間、僕の身の上話を聞かせました。

 すると松下から「すみません。伊藤さんの話聞いてると眠くなって事故りそうになるので黙って寝てもらってイイですか?」と。

 いや、俺の話オモろなかったんかぇ!眠い話して悪かったな!その日から後輩に釣りに誘ってもらえなくなりました。

 ◇伊藤 貴之(いとう・たかゆき)1986年(昭61)生まれ、岐阜県出身。18年に石橋俊春とお笑いコンビ「官兵衛」を結成しデビュー。よしもと若手の劇場、ヨシモト∞ホール(東京・渋谷)で修業を積んでいる。

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